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健康づくりのヒント

当社の管理栄養士・西方陽子によるコラムです。

第13回 しっかり食べよう(2)

人は生きてゆくためのエネルギーやタンパク質などの栄養素を「食べる」ことで体内に取り入れています。

 

ポイント <1> 1日3食規則正しい食事を
朝食には1日の始まりのウォーミングアップの食事の役割があります。ご飯やパンだけで済ませていませんか?血糖値を上げるための糖質、体温を上げるタンパク質、コンディションをととのえるビタミンを含んだ栄養バランスのよい食事にしましょう。毎日決まった時間に食事をとることで体内時計を整えるとともに、食べ過ぎ防止にもつながります。また勉強や仕事をしながら「ながら食い」や「だらだら食い」も食べ過ぎの原因にもなりやすいのでやめましょう。

 

ポイント <2> 一人ひとりに合った食事量を
体重(kg)×3=(g)が1食分のご飯量の目安。一度自分が食べているご飯の量を測ってみてください。
メインの肉や魚は約半分の70~80g、野菜は100g以上が目安となります。乳製品や果物は1日1回食べましょう。これらを目安に自分の活動量に応じた必要なエネルギーを主食(ご飯)の量で調整しましょう。しっかり食べることとたくさん食べることは違います。

 

わかってはいるけれど、毎日毎食は大変だと思います。そんな時は惣菜や缶詰、冷凍野菜を使って頑張り過ぎず上手に手抜きをしましょう。また食事を1日単位で考えてみて、1日の中で栄養成分の過不足を調整できれば良し!と考えてみることも必要です。

 

また自分の適正量がわからないという人は毎朝起床時、排尿後に体重と体脂肪の変化を確認することによって、前日の「エネルギー摂取量」と「エネルギー消費量」の状況を把握でき、自分の食事の適正量がわかるようになります。

 

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西方陽子
管理栄養士西方陽子
(関西テレビライフ)

特定保健指導を担当。指導実績は延べ600人を超える

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