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健康づくりのヒント

当社の管理栄養士・西方陽子によるコラムです。

第7回 果物を食べましょう

 

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今週、果物を何個食べましたか?
食事バランスガイドでは、1日あたり2個の果物(SV)(およそ200g)を食べることが目安になっています。
またここで注目してほしいのは、「果物」は「菓子、嗜好飲料」とは異なるものであるということです。
果物は「食べることを推奨されているもの」であり、菓子、嗜好飲料は「楽しく適度に摂るもの」とされています。

 

果物をあまり食べない人が挙げた理由として、「太りやすい」「血糖値を上げる」「高い」などさまざまな理由がありました。中には「甘くない」「すっぱい」など、味覚が理由の方もいました。

 

まず、果物が「太りやすい」のかについてですが、すべての果物にカロリーはあります。ただ菓子類全般に多く含まれている脂質がほとんど含まれていないため、100g当たりのエネルギー量は意外と少なく50kcal程度です。200g食べても100kcalですので、ケーキやポテトチップスなどに比べると1/5程度のカロリーです。
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次に果物に含まれている果糖が「血糖値を上げる」と誤解されがちですが、日本糖尿病学会でも1日に80kcal分摂るよう推奨されており、糖尿病の食事に欠かせない食品となっています。
ただし、血糖値をまったく上げないということではありませんので、たくさんの量を一度に食べるよりは、1日2回に分けて摂ったほうがよいでしょう。

 

また値段が「高い」と考える人もいらっしゃいますが、1食あたり100~150円程度で買えるかと思いますので、スナック菓子1袋と大差ないかと思います。

 

最後に、近年品種改良や技術の向上で、糖度の高い、おいしい果物が増えています。事実私もここ数年、甘くない・すっぱい果物にはあたっていません。甘すぎて食べられなかった梨があるくらいでした(笑)。ですので食わず嫌いで昔のイメージのままの人は一度食べてみてください。その美味しさにびっくりすると思います。それでも甘くないという人は味覚が低下している恐れがありますので、1カ月でいいのでチョコやケーキなどの糖分がたっぷり入っているお菓子を絶ち、果物に置き換えてみましょう。

西方陽子
管理栄養士西方陽子
(関西テレビライフ)

特定保健指導を担当。指導実績は延べ600人を超える

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