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健康づくりのヒント

当社の管理栄養士・西方陽子によるコラムです。

第10回 冬こそ「代謝」をあげよう

代謝には体を合成する代謝とエネルギーとして消費する代謝の2つがあります。

 

さらに消費する代謝には

  • 基礎代謝
  • 食事誘導性熱代謝
  • 生活活動代謝

の3種類がありその中でも基礎代謝が1日に消費されるエネルギーの約70%を占めます。

つまりこの基礎代謝アップこそが1日の消費エネルギーアップにつながりさまざまなメリットがあります。
そもそもこの基礎代謝は夏に下がり、冬は上がるものなのですが、なぜ基礎代謝が上がる冬に太ってしまうのでしょう。

  • 冷えや運動不足で血行が悪くなってしまう。血行が悪くなると酸素や栄養素がスムーズに運搬されず、内臓機能も低下して、基礎代謝も低下しやすくなります。
  • 食べ物を食べる機会が増える。忘年会や新年会、お正月など飲み食いする機会が増える季節。それではいくら基礎代謝が上がっていても消費するエネルギー以上のカロリーを摂取してしまうのは体重の増加につながります。
  • 食品のカロリーも高くなっている。肉や魚も寒さに備え体に脂肪を蓄えます。またイモやカボチャなどカロリーの高い野菜が秋につづきよく食べられる季節です。

 

冬太りしないためにも生活リズムを正し、食生活を整えて代謝アップを目指しましょう。

  • POINT1 早寝早起き、しっかり朝ごはん
    朝食を食べることで体が目覚めると同時に睡眠中に下がった体温を上げてくれます。また朝食をしっかり食べるには前夜の行動も大切で、寝る3時間前までに夕食を済ませ睡眠中は胃腸も休ませましょう。
  • POINT2 良質のたんぱく質をとる
    たんぱく質が不足すると筋肉が落ち、代謝が低下してしまいます。筋肉を保つためには、肉や卵、大豆製品など良質のたんぱく質を適度に取り入れましょう。
  • POINT3 体があたたまるメニューを
    スープやホットドリンクなど体の中からあたたまるメニューは血行や内臓の働きがよくなり、代謝もアップします。また寝る前にはホットミルクがおすすめ!カルシウムが神経の興奮を抑え、心地よく眠れます。
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西方陽子
管理栄養士西方陽子
(関西テレビライフ)

特定保健指導を担当。指導実績は延べ600人を超える

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